ユーリズミックス 20年以上なかった世界ツアーに巨額オファー 今年ロックの殿堂で一緒に演奏

2人組ミュージシャンのユーリズミックスがワールドツアー開催に巨額のオファーを受けているという。アニー・レノックスとデイヴ・スチュワートから成る同デュオは1990年に解散後、何度かの再結成を繰り返し、今年はロックの殿堂の式典でパフォーマンスを披露。その後プロモーターらから20年以上なかったツアーの話を持ち掛けられているそうだ。

ある関係者がサンデー・ミラー紙のザ・ゴス欄にこう話す。「ユーリズミックスはワールドツアー開催に巨額のオファーを受けています。ロックの殿堂で一緒にパフォーマンスする2人を見たプロモーターたちから、またツアーをして欲しいと続々と話を持ち掛けられているところです」「新たなスタジオアルバムも含め、考慮の対象外となるものはありません」「まだ時期尚早ですが、企画が実現するのを誰もが待ち望んでいます」

デイヴは今年始め、もともと恋人でもあったアニーとのパフォーマンスについてこう話していた。「アニーと私の間の感情的なつながりのせいもあってローラーコースターみたいだ。曲を聴いて泣き出す人もいるが、歌う方のアニーにとってもへとへとになってしまう感情的な体験なんだ。私たちが共に書いた多くの曲が、一緒にいた頃の自分たちについてだから」「だから、外側の観客に直接向かうコンサートじゃなく、デュオもしくはカップルだった自分たちの内部に向かうものなんだ」

また、元妻でバナナラマのシヴォーン・ファーイとの間に2人の子供、現在の妻との間に2人の娘がいるデイヴは、アニーとの関係についてこう続けていた。「珍しいものだ。普通はバンドの中でカップルができ、成功を収めてから破局する。私たちの場合は逆だった。私たちはカップルで、バンドに所属していたが、それに関する曲を作りもせず、一緒に生活をしていた。それから付き合うのをやめることを決意し、ユーリズミックスを結成、自分たちに関する曲を140曲ほど書いたんだ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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