
長崎県大村市ボートレース企業局は26、27日、ボートレース大村(玖島1丁目)敷地内に整備したコミュニティーパーク「グルーンおおむら」のオープニングイベントを開催。東京五輪スケートボード金メダリストの四十住(よそずみ)さくら選手らが、体験教室やデモンストレーションを通じて子どもたちに競技の魅力を伝えた。
グルーンおおむらは県内最大級のスケートボード場(約千平方メートル)をはじめ、全天候型のボルダリング用クライミングウオールなどを備える。利用は無料。
26日は四十住選手のほか、東京五輪スケートボード銀メダルの開心那(ひらきここな)選手、同五輪スポーツクライミング代表で10月のワールドカップ(W杯)複合で優勝した楢崎智亜選手らが参加した。
このうち四十住選手は、スケートボードで子どもと並走したり体を支えてあげたりしながら指導。「足を真っすぐ」「少し坂を上ってみようか」などとアドバイスしていた。指導を受けた長崎市立大園小2年の谷川慧太君(7)は「教えてもらって、坂も少し上れるようになった。これからもスケボーを頑張りたい」と笑顔で話した。
四十住、開両選手は取材に対し「(グルーンおおむらは)路面が良く、子どもたちも成長できる場だと思う。とにかく楽しみながら長く続けることが大事。やりたいことをやっていると、自分で成長することができる」と話した。