JR奈良線の城陽ー木津間で運転を一時見合わせ 列車と車が接触

JR西日本本社

 JR西日本によると、30日午前11時35分ごろ、JR奈良線の上狛(京都府木津川市)ー棚倉(同)駅間で、列車が踏切内で立ち往生していた自動車と接触した。非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。車を押して踏切の外へ出し、午後1時25分ごろに当該列車の運転を再開した。

 この影響で、城陽(城陽市)ー木津(木津川市)駅間で運転を見合わせていたが、午後2時15分ごろに運転を再開した。上下線で計23本が運休し、計5本が最大153分遅れ、約2500人に影響が出た。

 この列車は、午前11時23分奈良駅(奈良市)発、京都駅(京都市)行きのみやこ路快速電車で約100人が乗っていた。車の運転手や乗客にけがはないという。運転見合わせが長時間に及んだため、乗客14人がはしごを使って列車から降りた。

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