大泣き赤ちゃん土俵入り 健やかな成長願う 西海、神待奉納相撲

赤ちゃんの土俵入りなどでにぎわった奉納相撲=西海市西海町、太田和神社

 子どもたちの健やかな成長などを願い、長崎県西海市西海町の太田和神社の相撲場で23日、神待(かんまち)奉納相撲があった。コロナ禍の影響で3年ぶりとなった赤ちゃんの土俵入りや小学生の取組などでにぎわった。
 地元住民でつくる太田和相撲協会(宮本武会長)主催。赤ちゃんの土俵入りは、0~4歳の29人が同神社宮相撲最高位、大関「竹の本」の久保田雅洋さん(50)に抱えられるなどして臨んだ。泣きっぱなしの子もいて、境内は歓声と笑いに包まれた。
 一方、小学生の取組には12人が出場し、土俵入りを前に勝ち抜き相撲などで熱戦を展開。物言いがつき取り直しとなる一番もあり、観客を沸かせた。


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