
観光庁が30日公表した10月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に泊まった日本人は前年同月比32.5%増の延べ4210万人だった。2019年同月比は5.8%増で、新型コロナウイルス禍前の水準を上回った。10月11日に始まった全国旅行支援の効果が出たようだ。
日本人と外国人の合計は前年同月比38.0%増の4426万人。前年同月を11カ月連続で上回った。19年同月比はマイナス11.6%だった。
外国人宿泊者数は216万人。20年4月以降、初めて100万人を超えた。21年10月比では6.9倍になった。