品川区長選再選挙に立候補 村川浩一(むらかわ・ひろかず)氏の経歴・政策まとめ

10月2日の品川区長選挙において法定得票数を超える候補者がいなかったため、11月27日告示、投開票12月4日で品川区長選再選挙が実施されています。今回の品川区長選再選挙には届け出順に自民党が推薦する石田秀男氏(63)、共産党が推薦する村川浩一氏(75)、森沢恭子氏(44)、西本貴子氏(62)、国民民主党が推薦する石田慎吾氏(43)、山本康行氏(46)の無所属新人6名が立候補しました。なお、投開票日は12月4日です。本記事では新人の村川浩一氏についてご紹介します。

品川区長選再選挙に立候補 石田秀男氏の経歴・政策まとめ
品川区長選再選挙に立候補 森沢恭子氏の経歴・政策まとめ
品川区長選再選挙に立候補 西本貴子氏の経歴・政策まとめ
品川区長選再選挙に立候補 石田慎吾氏の経歴・政策まとめ
品川区長選再選挙に立候補 山本康行氏の経歴・政策まとめ

品川区生まれ、慶應義塾大学卒業。厚生省大臣官房(老健福祉局)老人福祉専門官、日本社会事業大学教授を歴任し、現在は品川介護福祉専門学校の講師を務める

村川氏は1947年品川区生まれ、慶應義塾大学経済学部卒業。川崎市民生局・福祉事務所勤務、川崎市心身障害者センター勤務を経て、厚生省大臣官房(老健福祉局)老人福祉専門官、日本社会事業大学教授を歴任しました。現在は品川介護福祉専門学校の講師を務めています。

村川氏が掲げる政策とは

村川氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

1 福祉・教育・環境が最優先の品川区に
●23区で最低の整備率にとどまる特養ホーム、障害者施設を抜本的に増やします。
●物価高対策として、区独自の子育て・年金生活者等支援金を支給します。
●1カ所しかない地域包括支援センターを増やし、認知症ケアはじめ保健・医療相談体制を抜本的に強化します。
●補聴器の購入補助は、港区なみ(13.7万円)の制度をつくります。
●妊娠・出産費用、学校給食、18歳までの国保料を無料にし、子育てに特別なお金がかからない区をつくります。 ほか

2 新型コロナから命を守る。医療・保健所体制の強化●検査キットの無料配布、無料検査制度を拡充させ、区民が無料で検査できる体制を整えます。
●区独自の慰労金や経費補助など医療現場を支援します。
●23区中22位の保健師の数を抜本的に引き上げます。

3 羽田新ルートとめる。ごまかしの固定化回避ではなく、国に撤回を迫る●国に意思表明しない区でなく、首長として国交相に撤回を申し入れ、合わせて住民投票を実施します。

4 住民追い出しの再開発・道路はストップ。住民が主人公のまちづくり●超高層開発に23区で中央区につづき2番目に多い1520億円の税金を投入し進めてきた区主導のまちづくりは改め、住民追い出しの開発は見直します。
●29号線・放射2号線など住民追い出し道路計画は白紙にし、既存の買収用地は福祉・環境のための用地に転換します。
●地域要望をふまえコミュニティバスのルートを増やし、利用しやすい料金にします。

5 黒塗り区政からの脱却。徹底した情報公開と住民参加の区政に●新庁舎の検討報告書の99%が黒塗り・隠蔽。密室での検討で進められた現行計画は白紙にし、福祉施設と併設の低中層庁舎を住民参加で検討します。
●行政資料の公開の徹底、品川含め2区だけが有料の情報公開手数料を無料にします。

6 憲法と地方自治がいきる、非核平和都市宣言にふさわしい品川区に●個人の尊重、人権保障。住民福祉の増進。憲法と地方自治の理念を区政に活かします。
●女性の幹部職員の登用を進め、賃金格差解消など、ジェンダー平等の区政を実現します。
●9条改憲などの憲法改悪の動きに反対します。
●「非核平和都市品川宣言」に基づき、核兵器禁止条約の批准を国に求めます。

 

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