商業施設で知人女性を殺害した罪に問われている男に懲役14年の判決 広島地裁

2021年9月、広島県呉市の商業施設で、女性を刃物で刺し殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で、広島地裁は男に懲役14年の判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと呉市の無職の男(48)は、2021年9月、呉市内の商業施設の駐輪場で、交際相手の女性(当時58)を包丁で複数回刺し殺害した罪などに問われています。

30日の裁判で広島地裁の三村三緒裁判長は「被告人の殺意は相当強いものであり、被害者に殺害されるような落ち度はない」と指摘。一方「被害弁償がなされておりできるかぎり慰謝の措置を講じようとしている」として、懲役14年の判決を言い渡しました。

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