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倉敷市出身の女子プロゴルファー尾関彩美悠(あみゆ)選手(19)=作陽高出=が30日、JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区(同市水島川崎通)を訪問し、アプローチの実演や指導を通じて社員と触れ合った。
昼休みに集まった約80人と交流。30フィート(約9メートル)ほど離れたピンそばにつける正確なアプローチを披露すると、拍手と歓声が起こった。社員のアプローチへの助言も行い、「ダフる(地面をたたく)時は、力が入ったり右肩が下がらないように気を付けて」などと声をかけていた。
若手社員との座談会や工場見学も行った。
鋼材工程室の森末良介さん(28)は「気さくで愛嬌(あいきょう)ある様子にますますファンになった。日本を代表するゴルファーになってほしい」と期待し、尾関選手は「多くの人に応援してもらっていると改めて実感した。来て良かった」と話した。
尾関選手は、2021年11月のプロテストで合格。今年9月のレギュラーツアーでプロ初優勝を飾った。祖父が水島合金鉄(現JFEミネラル)に務めていた縁などからJFEスチールとスポンサー契約を結んでおり、今回の訪問が実現した。