W杯で日本と対戦!“格上”スペイン代表、「痛恨敗北」のユニフォーム5選

日本時間12月2日早朝にFIFAワールドカップ・カタール2022のグループステージ最終節で日本代表と対戦するスペイン代表。

ここでは、そのスペインが戦前の予想とは正反対に“まさかの敗戦”を喫した「5つの試合とそのユニフォーム」をご紹介しよう。

今回の5試合のうち4つは欧州選手権(EURO)予選。なお、スペインの名誉のために付け加えておくと、W杯予選は過去30年間(1994年~2022年大会)で、わずか2敗しか喫していない。

EURO2000予選

大会:EURO2000予選 グループ6

試合:キプロス 3-2 スペイン(1998年9月5日)

ユニフォーム:adidas 1998 ホーム

オーストリア、イスラエル、サンマリノ、キプロスと戦った予選は最終的に7勝1敗で首位通過。唯一の敗戦は第1節のキプロス戦のみだが、敵地とはいえ当時FIFAランキング80位の相手にまさかの敗戦となった。

EURO2004予選

大会:EURO2004予選 グループ6

試合:スペイン 0-1 ギリシャ(2003年6月7日)

ユニフォーム:adidas 2002 ホーム

ギリシャ、ウクライナ、アルメニア、北アイルランドと戦った予選は5勝2分1敗で2位となりプレーオフへ。そこでノルウェーに勝利して本戦出場を果たした。予選で唯一敗れた相手はFIFAランキング45位のギリシャ。この予選を1位で突破し、さらに本大会で奇跡の優勝を成し遂げたチームだ。

EURO2008予選

大会:EURO2008予選 グループF

試合:北アイルランド 3-2 スペイン(2006年9月6日)

ユニフォーム:adidas 2006 ホーム

スウェーデン、デンマーク、北アイルランド、リヒテンシュタイン、ラトビア、アイスランドと戦った予選は9勝1分2敗で首位通過。2敗の一つは敵地での北アイルランド戦で、FIFAランキング72位の相手によもやの敗北を喫した。もっともこの予選の北アイルランドは調子が良く、最終的に3位でフィニッシュしている。

EURO2016予選

大会:EURO2016予選 グループC

試合:スロバキア 2-1 ギリシャ(2014年10月9日)

ユニフォーム:adidas 2014 ホーム

スロバキア、ウクライナ、ベラルーシ、ルクセンブルク、北マケドニアと戦った予選は9勝1敗で首位通過。敵地で行われたFIFAランキング40位スロバキアとの試合が予選唯一の黒星だった。そのスロバキアはこの予選で2位となり、スペインとともに本大会行きを決めている。

ロンドン五輪

大会:2012年ロンドン五輪 男子サッカー グループD

試合:スペイン 0-1 日本(2012年7月26日)

ユニフォーム:adidas 2012 五輪アウェイ

オーバーエイジ枠を含めたU-23代表同士ではあるが、直近の対戦では日本がスペインに勝利している。下馬評では完全にスペイン有利と目された試合は、当時ボルシア・メンヘングラートバッハに所属していた大津祐樹(ジュビロ磐田)の得点を守り切り、日本が勝ち点3をつかみ取った。

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スペインが着たブルーのユニフォームは、A代表の2012アウェイモデルをアレンジしたもの。エンブレムは大会規定で国旗に変更し、サプライヤーadidasロゴは胸中央から右へと位置を変えている。

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