【北京共同】中国湖北省武漢で27日に起きた厳格な「ゼロコロナ」政策への抗議活動の際、当局に連行された会社員女性(34)が「秩序を乱した」として5日間の行政拘留処分を受けたことが30日、分かった。関係者が明らかにした。
ロックダウンに近い状態が続いていた武漢では27日、中心部の路上に多数の市民が集結。当日女性と携帯電話でやりとりしていた友人男性によると、女性は夜に現場付近へ様子を見に行き、群衆と大通りを歩き始めた後、連絡がつかなくなった。
女性は29日午後、男性に電話をかけ、拘束され行政拘留処分を受けたと伝えた。脅されている様子で泣いていたという。