M-1ラストイヤー金属バットが終戦 奇跡ならず 友保隼平コロナ療養のホテルから会場入りも

漫才日本一決定戦・M―1グランプリ2022の準決勝が30日、都内で行われ、28組が出場。終了後に決勝進出9組が発表された。2007年結成で、今年がM―1ラストイヤーになる金属バットは、準々決勝で敗退しながらも、動画配信サイト「GYAO!」でネタ動画が最も視聴された1組が準決勝に復活するワイルドカード枠で登場したが、ファイナル目前で敗退した。

決勝に進出したのはウエストランド、カベポスター、キュウ、さや香、真空ジェシカ、ダイヤモンド、男性ブランコ、ヨネダ2000、ロングコートダディ。

友保隼平(37)は24日、新型コロナウイルスに感染したことを公表していた。この日、療養先の大阪市内のホテルから復帰し、会場入り。この日の舞台では「いやー間に合った!」と舞台で声を張り上げたが、奇跡の決勝進出はならなかった。規定により、ワイルドカード枠での準決勝敗退者は敗者復活戦に出場できない。

決勝は12月18日に行われ、9組と準決勝敗退者(金属バット除く)による敗者復活戦を勝ち抜いた1組がエントリー7261組の頂点を目指す。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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