モロッコで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は30日、日本が申請した宮崎県の五ケ瀬町坂本地区で伝承されてきた「荒踊」を含む24都府県41件の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」を無形文化遺産に登録すると決めた。豊作祈願や厄災払い、先祖供養など、地域の祈りを込めて守りつないだ伝統が世界に認められた。人口減少や高齢化による担い手不足に悩む地元にとって、保存継承の取り組みに弾みがつきそうだ。
「荒踊」(五ケ瀬)無形文化遺産決定 風流踊ユネスコ登録
- Published
- 2022/12/01 06:00 (JST)
- Updated
- 2022/12/01 08:33 (JST)