全日本マーチングコンテスト 小浜中が「金賞」 在校生祝福「頑張り報われた」

全日本マーチングコンテストで金賞に輝いた小浜中吹奏楽部=大阪市内(同校保護者提供)

 11月20日、大阪市で開かれた全日本マーチングコンテスト(全日本吹奏楽連盟など主催)で、長崎県の雲仙市立小浜中吹奏楽部が最高賞の金賞を受賞した。4年ぶり13回目。同29日、雲仙市小浜町の同校で報告会があり、部員17人が在校生から大きな拍手で祝福を受けた。

伊藤校長から賞状とトロフィーを受け取る部員代表=雲仙市立小浜中

 全国11支部の代表計25校が参加し、8校が金賞を受賞した。小浜中は九州支部代表3校のうちの1校。81人までの編成が認められるが、同校は参加校のうち最少の17人で演奏。オリジナルのメドレー曲「遥(はる)かなる西部に寄せて」を、乱れのないステップと息の合った音色で披露した。
 報告会では、部員代表2人が伊藤信校長からあらためて賞状とトロフィーを受け取り、同コンテストでの演奏映像を流した。
 3年の茂愛彩部長(15)は「学校のみんなや地域の方々に応援してもらい勇気づけられた。部でまとまり、頑張ってきたことが報われてうれしい」と顔をほころばせた。


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