岡山県が食中毒注意報発令 ノロウイルス多発の恐れ

岡山県庁

 ノロウイルスによる食中毒が多発する恐れがあるとして、岡山県は1日、県内全域に食中毒注意報を発令した。

 県生活衛生課によると、県指定の54医療機関で、1施設当たりの感染性胃腸炎の患者数が2週連続で前週から1.1倍以上増加し、発令基準に達した。

 今シーズン、ノロウイルスによる食中毒はまだ確認されていないが、昨シーズン(昨年10月~3月)は玉野、岡山市で計2件発生し、患者数は計92人だった。

 県は「調理前やトイレ後の手洗いを徹底し、食品に直接触れる時は使い捨て手袋を着用して」と対策の徹底を呼びかけている。

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