東日本の日本海側 年内は降雪量少ない予想 寒気の影響受けにくく 1か月予想

 

 気象庁は1日(木)、向こう1か月(12/3~1/2)の天候の見通しを発表した。寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は、東日本と沖縄・奄美で高く、西日本で平年並みか高い見通し。向こう1か月の降雪量は東日本の日本海側で少なく、西日本の日本海側で平年並みか少ない見込み。

 また、低気圧や前線の影響を受けやすい沖縄・奄美は、向こう1か月の降水量が平年並みか多く、日照時間は平年並みか少なくなりそうだ。

週ごとの天候

 1週目(12/3~12/9)は、北海道を中心に寒気の影響を受けるが、東・西日本と沖縄・奄美は寒気の影響を受けにくく高温傾向が見込まれる。低気圧や前線の影響を受けやすいため、東・西日本の太平洋側は平年に比べて晴れの日が少なく、沖縄・奄美は平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。

 2週目(12/10~12/16)は、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。寒気の影響を受けにくい東日本は高温傾向となりそうだ。 

 

 3~4週目(12/17~12/30)も、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。全国的に高温傾向だが、寒気の流入で一時的に低温となる可能性もある。

© 株式会社ウェザーマップ