松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」が「歴史探偵」とコラボ

NHK総合では2023年1月1日に、佐藤二朗が結成した探偵社が歴史の謎を解き明かす「歴史探偵」(水曜午後10:00)の正月特番「歴史探偵 正月特番!どうする家康コラボスペシャル(仮)」(午後10:00)を放送する。

2023年1月8日にNHK総合ほかでスタートする大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8:00ほか)と、「歴史探偵」がスペシャルコラボ。主人公・徳川家康役の松本潤、榊原康政役の杉野遥亮がスタジオゲストで登場し、家康の3代危機について語り尽くす。

「歴史探偵」では、NHKアナウンサーが探偵となり、歴史の現場に眠る真相を徹底取材。調査結果を基に、佐藤がゆるくも独特の世界観あふれるスタジオトークを繰り広げていく。今回の特番では、家臣たちの裏切りに直面した「三河一向一揆」、武田信玄に討ち死に寸前まで追い詰められた「三方ヶ原の戦い」、そして、決死の逃避行「伊賀越え」と、家康はどうやって“さんつのどうする”を乗り越えたのか、最新研究を織り交ぜながら徹底調査する。

また、1月4日のレギュラー放送では、今川義元を特集。ドラマで、少年時代の家康に大きな影響を与える人物として登場するのが戦国大名・今川義元だ。桶狭間の戦いで信長にあっさり敗れたため、武将としての能力が疑問視されることもあるが、今回の調査から“戦国屈指の戦略家”だった姿が見えてくる。義元が直面した三つの大ピンチにスポットを当て、難局に臨んだ義元のさえわたる知恵を探る。スタジオには、大河ドラマで義元の息子・今川氏真を演じる溝端淳平を迎える。

そのほか、12月7日放送分では、島津の強さのルーツに迫る。天下分け目の関ヶ原の戦い。徳川家康に敵対した大名の多くが厳しい処分を受けるなか、「おとがめなし」を勝ち取ったのが、薩摩の戦国大名・島津氏だ。なぜそれが可能だったのか? その謎を解き明かすため、ゆかりの城から火山の島まで、九州各地を調査する。見えてきたのは、戦国の新兵器・鉄砲の巧みな運用術。そして、島津の存在感を最大限にアピールするための、したたかな交渉術だった。

そして、12月14日放送分では、戦国の一大決戦・関ヶ原の戦いを読み解く。20万とも言われる大軍が激突したにもかかわらず、たった1日で徳川家康率いる東軍の勝利が決まった。勝敗を決めたものとは、何だったのか。関ヶ原の戦いの直前2カ月間に出された戦国大名たちの書状500通を徹底調査する。家康の書状を最新科学で解析。生き残りを懸けた激しい駆け引きが、戦いを動かしていたことが見えてきくる。大名たちの心を動かした意外なワードとは?(12月21日・28日の放送は休止)。

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