年末年始の「食中毒」防止へ 香川県のスーパーなどで一斉取り締まり

年末年始に向け食中毒の発生を防ごうと、香川県のスーパーなどで一斉の取り締まりが始まりました。

このうち丸亀市の「コープ郡家」には香川県中讃保健所の食品衛生監視員3人が訪れ、冷蔵が義務付けられている食品の保存温度などを確認しました。また、調理場の衛生状況を検査機器で調べながら、こまめに調理器具を洗うよう従業員に注意を呼び掛けました。

香川県によりますと、年末年始は食品が大量に流通するため、取り扱いが不衛生になりがちだということです。香川県で起きた食中毒は2021年は9件、2022年は11月までに4件です。

(香川県中讃保健福祉事務所/寺田翔さん)
「体調を崩された方は調理に従事しないということを心掛けていただけたらと思います」

一斉取り締まりは12月28日まで、香川県の2100の施設で行われます。

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