
帝国データバンクは1日、来年に値上げを予定する食品は今年11月末時点で4425品目、平均値上げ率は今年に比べ3ポイント高い17%になるとの調査結果を発表した。全体の7割強に当たる3269品目は来年2月に値上げ予定で、7千品目近くの価格が上がった今年10月に次ぐ値上げラッシュが再来する。原材料費の高止まりや電気・ガス代の上昇などを反映し、飲食料品メーカーは消費者へのコスト転嫁を一段と進める。家計に厳しい冬となりそうだ。
証券取引所に株式を上場する飲食料品メーカー105社の来年1~4月の動向をまとめた。価格を据え置いて内容量を減らす「実質値上げ」も含めた。