年末にかけて流行する食中毒を防ごうと、広島市の保健所がデパートなどで一斉監視を始めました。
一方、安芸高田市では県内で今シーズン初のノロウイルスの集団感染が発生しています。
一斉監視はノロウイルスなどの食中毒が心配される12月に毎年1カ月間実施されています。
1日は保健所の職員が広島市内のデパートで肉や魚などの温度管理をセンサーでチェックしたり、表示が正しいかどうかを確認したりしました。
広島市保健所 上田 駿介さん「ノロウイルスについてはアルコール消毒ではほとんど効果がないと言われているのでしっかり手洗いして対策してほしい」
広島市保健所は年末にかけ約2300店舗で点検を行う予定です。
また、安芸高田市の保育園で11月30日に今シーズン初のノロウイルスの集団感染が確認されました。
園児31人が嘔吐や下痢の症状を訴えていますが、重症者はいないということで県が注意を呼び掛けています。