現地時間1日にFIFAワールドカップ・カタール2022のグループステージ最終節でスペイン代表と対戦する日本代表。
ここでは、その日本がドイツ、コスタリカと試合を行った会場のロッカールーム(ドレッシングルーム)とユニフォームをご紹介しよう。
普段はじっくりと見ることのできない光景だけに、色々と興味深いものがある。
ドイツ代表戦
日本代表が劇的な勝利を収めたドイツ戦の会場は、ハリーファ国際スタジアム。
ここは2011年のアジアカップ決勝戦の舞台となった場所。延長戦の末に李忠成(アルビレックス新潟シンガポール)の決勝点でオーストラリアに勝利した、あの試合の会場だ。W杯に向けて改修されたこともあり、外観は当時とはだいぶ雰囲気が異なる。
選手たちを静かに待つユニフォーム。照明の色はブルーだが、もしかしたらチームカラーに合わせてカラーチェンジ出来るのだろうか。
今大会のキャプテンを務める吉田麻也のユニフォーム。ハンガーにはキャプテンアームバンドも。
ユニフォーム好きならシャツにレタリングされる“マッチデイ”も気になるところ。今大会は上から順に「対戦相手」「試合開催日」「スタジアム名」をイエローでプリントする。
コスタリカ戦
日本代表が痛恨の敗戦を喫したコスタリカ戦の会場は、アフメド・ビン=アリー・スタジアム。
実はここ、今大会予選・大陸間プレーオフのコスタリカ対ニュージーランドが行われたスタジアムだった。どうやらコスタリカとは相性が良いらしい。
プレマッチトップやショートパンツなど、試合当日に選手が着用するウェアは一か所にひとまとめ。手前にはサイズが書かれた紙が貼ってあるが、よく見るとインターナショナルサイズ(海外サイズ)とJASPOサイズ(日本サイズ)を併記しているのが興味深い。
こちらのドレッシングルームはモダンな内装で明るい雰囲気。ユニフォームはこのように背番号順でズラッと並ぶ。
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試合終了後はきれいに清掃し、折り紙の鶴と感謝のメッセージ。今大会で大きな話題となっている「おなじみの光景」である。スペイン戦がどのような結果に終わっても、この光景はきっと変わることはないだろう。