宮ケ瀬イルミ、コロナ前の規模に復活 時間拡大、熱気球イベントも

自生するモミの木を利用したジャンボツリー=2019年11月、清川村宮ケ瀬

 宮ケ瀬湖周辺が美しいイルミネーションに彩られる「第36回宮ケ瀬クリスマスみんなのつどい」(宮ケ瀬水の郷イベント実行委員会主催)が、3~25日に開催される。新型コロナウイルス禍で昨年、一昨年は規模を縮小していたが、今年は2019年並みにほぼ復活する。期間中の来場者数も、従前と同程度の約20万人を見込んでいる。

 水の郷プロムナード広場と宮ケ瀬湖畔園地内(神奈川県清川村宮ケ瀬)を会場に、約60万球のイルミネーションを飾る。メインは高さ約30メートルの自生のモミの木に、約1万球の電飾をかけるジャンボクリスマスツリー。水の郷大つり橋(長さ315メートル)のイルミネーションも3年ぶりに実施する。

 昨年は午後9時までだった点灯時間を、午後5~10時に拡大。昨年初めて実施して好評だった熱気球イベントも引き続き開催する。

 実行委ではこれまで以上に村の一体感を持った取り組みとしていこうと、初めて村民向けに駐車場無料券と大つり橋の優待券を配布し、村民の来場も促す。

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