朝をいい気分で過ごすための「手帳の書き方」【実践編】

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪

第6回:寝坊しても良い気分で1日を始めるヒント(後編)

おはようございます!朝活手帳作者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。

この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも

「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」

「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」

「突然できた自由時間を持て余してしまう」

…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方を紹介します。

前回の記事では、人間だもの、起きられないときもあって当たり前。朝いちばんの気持ちが1日を左右しますので、仮に寝坊しても、一瞬でパチっと気持ちを前向きに切り替えるにはどうすればいいかを、言葉の使い方を例に紹介しました。

後編の今回は、手帳を使った朝の気持ちの切り替え方を解説します。

前回のおさらい

前回の記事では、仮に寝坊して朝を思い通りに過ごせなかったとしても、「嬉しい!楽しい!気持ちいい!」を見つけてから朝をスタートさせるための「言葉の使い方」について紹介しました。

起きる時間にこだわりすぎると、「○時に起きられなかった」「二度寝しちゃった」となったとき、ガッカリしますよね。

そんなときは例えば

  • 3度寝してのんびりできた!
  • 寝坊した分、ぬくぬくのお布団でパワーチャージできた!

など、自分に「花まる」をあげるような言葉で、朝のブルーな気分が即スイッチできますよ、という提案をしました。

気持ちを切り替える!手帳の書き方

…とはいえ、がんばりやさんでいつも「もっとしっかりしないと」と日々奮闘している人は特に、ちゃんとできなかったことに対して、どんな言葉を自分に投げかけても、落ち込むときもありますよね。

そんなときこそ「手帳」の出番です!

紙に自分の考えの癖を書き出して明らかにして、ポジティブに上書き保存することが、手帳なら可能です。

苦しいときも、つらいときも、「ラベル変え」をしていきましょう!

今回は、私がプロデュースしている『朝活手帳』を例に紹介しますが、お手持ちのノートや手帳でも実践できますので試してみてください。

できたら「花まる」・できなくても「花まる」

『朝活手帳』は、朝したいことを寝る前に書くことで、自分に軽いプレッシャーをかけて早起きできるようになる手帳です。

でも、できないときもありますよね。

つい寝坊しちゃった朝は、すかさず、「昨日できたこと」を朝のうちに数えて書く手帳にしてみましょう。そうすると、早起きできても、できなくても、朝一番に自分に「花まる」をつけられますよ。

『朝活手帳』では、朝することをざっくり書くことを推奨していますが、朝4時〜9時の時間軸にこだわらなくてもOK!私も朝の時間軸は完全無視して、1日のタスクリストとして使っています。

寝る前に書いた「やること」ができなくてもOK!

すかさず、今日1日でしたいことリストや、昨日できたことを書くリストに変えちゃいましょう。

とにかく朝は、いい気分になる、よくやってる!と自分をほめる。そのことに全力投球していけば、自然に1日が素晴らしいものになりますよ。

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以上、早起きできても、できなくても、朝をいい気分で迎え、1日を心地よく始めるためのちょっとしたコツをお伝えしました。

頑張るときとゆるむとき、メリハリをつけながら楽しんでいきましょうね。

☆本連載は毎月1日・2日の公開です。

☆前編「寝坊した朝に!ブルーな気持ちを即切り替える「言葉」活用法」 >>

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