ENEOSら、第3弾となる自動宅配ロボットデリバリーの実証実施

ENEOSホールディングス株式会社(以下、ENEOS)ら3社は、東京都中央区佃・月島・勝どきエリアにおいて、自動宅配ロボット「デリロ(DeliRo)」を活用したデリバリー事業の実証実験の第3弾を12月1日から実施する。11月30日付のプレスリリースで明かした。

同実証は、ENEOS、株式会社ZMP(以下、ZMP)、および株式会社エニキャリ(以下、エニキャリ)の3社で実施する。2021年2月に実施した第1弾では技術実証を、2022年2月に実施した第2弾では事業採算の基となるニーズ検証実証を行っている。

また、第2弾実証では、「デリロ」を2台活用して、配送可能エリア内の多くのパートナー事業者や配送先に参加してもらい、「デリロ」のシステムと連携する注文・配送プラットフォームの有効性等を確認している。

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第3弾実証では、事業継続性の評価を目的とし、ビジネスとして継続可能な体制を構築できるかを4カ月にわたり検証する。特にエニキャリと共同で構築するデリバリーシステムは、今後さまざまな種類・メーカーのロボットに接続できる注文サイト・決済・ロボットアサイン等の機能を必要な形で提供できる設計とした。これにより、これまでにない「プラットフォーム型ロボットデリバリーシステム」として事業拡大を目指す。

なお、3社は、デリバリー需要が拡大するなか、配達員の人手不足解消や安全性の確保といった課題解決につながる、安心・安全なデリバリーサービスを、2023年度に開始することを目指すと述べている。

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