旅客2.4倍、4万人 宮崎カーフェリー4~9月

 県は1日、宮崎カーフェリー(宮崎市、郡司行敏社長)の本年度上半期(4~9月)の輸送実績について、トラックドライバーを除く一般旅客数が昨年度同期比約2.4倍の3万9183人だったと明らかにした。4月に就航した新船「フェリーたかちほ」の効果が表れたとみられる。ただ、新型コロナ禍前の19年度の水準と比べると半数にとどまる上、高騰が続く燃料費が経営を圧迫しており、県は「状況は依然として厳しい」としている。

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