婚活も仮想空間で!?千葉県内4市の職員が「メタバースコンパ」

【作成中】婚活もメタバースで!?千葉県木更津市で開催

 最近よく耳にする「メタバース」とは、インターネット上で利用できる3D仮想空間のことで、最近では、仮想空間内でイベントやショッピング等が行えるサービスも提供されています。

 11月26日に開かれたのは、「コロナで失われた余白を取り戻す~市役所からのチャレンジ~」をコンセプトに、かずさ4市(木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)メタバースコンパ実行委員会、婚活事業者の一般社団法人NA Cord 協会(本社東京都渋谷区)及びメタバース「GAIA TOWN」を提供する株式会社ガイアリンク(本社:長野県茅野市)が共同して、4市職員が参加した「メタバースコンパ」です。

 参加者は約25人の男女で、メタバース上では様々なコミュニケーションが図られていました。

 参加者は-
「実際に会うよりも話しやすい感じがして、初対面の人とも気兼ねなく話しをすることができました。どんな人なのか想像しながら会話をするのが楽しかったです」

「名前や仕事のことなどは伏せて話すということで、始まる前は何を話したらいいのか、会話が続くのか不安でした。しかし、実際に始まると沈黙などもなく、どの人とも話が盛り上がり、時間があっという間でした。趣味や普段の生活のことなどを話せたおかげで、短い時間で相手の方のことがわかりました。顔が見えないという不安が、どんな人なんだろう?という楽しみに変わりました。コロナ禍でなかなか交流が持てない中、多くの方と交流ができて良かったです。アバターも可愛かったです。今後、メタバースを活用していきたいと思いました」

「メタバース自体が未知の世界なのでワクワクしました。単に人と話したり、ゲーム内を歩くだけでも新鮮な気持ちになりました。家から気軽に参加できる、プライベートモードがあるので、周りの様子が気にならなくなるのも特長かなと思います」

 「かずさ4市合同職員メタバースコンパ」は、オンライン上の交流のみならず、近い未来 としてはオンラインとリアルの境界線をなくして、それぞれの長所を掛け算で拡大させる新たな世界をつくることを目的としているそうで、「市職員、特に若い世代の交流を促し、新たな活気を生み出すことで、かずさ4市、千葉県、日本へと活気を広げ、全市民の余白を取り戻していく計画のスタート地点にもなる」と意気込んでいます。

 新しい技術が活用され、人々の生活がどのように変わっていくのか。今後の展開にも期待したいですね。

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