高速バスを活用した「貨客混載」による「飛騨のあばれ鮎」の輸送・販売を2021年7月30日(金)から開始

京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市)では、2017年9月から開始している、高速バス「飛騨高山線」による貨客混載輸送のスキームを活用し、飛騨地域の名物である天然鮎「飛騨のあばれ鮎」を朝出荷し、当日中に東京へ輸送・販売する取り組みを、2021年7月30日(金)から開始すると発表しました。

これは、京王バス株式会社(本社:東京都府中市)と濃飛乗合自動車株式会社(本社:岐阜県高山市)が共同で運行している高速バス路線「飛騨高山線」(新宿~飛騨高山間)にて、岐阜県飛騨地域で獲れた天然鮎「飛騨のあばれ鮎」を輸送し、株式会社京王ストア(本社:東京都多摩市)が運営する「キッチンコート永福町店(最寄:京王井の頭線永福町駅)」と「キッチンコート吉祥寺店(最寄:京王井の頭線吉祥寺駅)」にて販売するものです。京王ストアのスーパーで天然鮎を販売するのは今回が初の取り組みとなります。

「飛騨のあばれ鮎」は飛騨地域の広大な広葉樹林から流れるミネラル豊富な飛騨宮川の水で育った身の締まった天然鮎を、鮎釣り名人・室田正氏監修で出荷するブランド鮎です。早朝に氷締めした「飛騨のあばれ鮎」を、その日のうちに高速バスで東京まで輸送し、鮮度抜群の状態で店頭販売します。

《あばれ鮎を育む飛騨宮川の風景》

《高速バス車両》

1.本取り組みのねらい

(1)定期運行している高速バスで輸送することにより、輸送に伴う環境負荷の低減と高速バスの生産性向上を図る。
(2)朝締め・当日販売する「飛騨のあばれ鮎」を差別化商品として取り扱うことで京ストアの魅力が向上する。
(3)飛騨地域の商品を東京都内で販売することにより、地域経済の活性化に貢献する。

2.販売開始

7月30日(金)から
※現地で朝に氷締めした鮮度抜群の「飛騨のあばれ鮎」を当日中に東京で販売します。
※以降の輸送・販売は毎週火曜日・金曜日を予定しています。

3.販売店舗

4.販売する飛騨のあばれ鮎の特徴

飛騨高山の有名観光地「古い町並」付近も流域に持つ、保水力の高い広葉樹から流れるミネラル豊富な「宮川」の下流で育つ天然鮎で、大きく、身が締まり、程よい脂がのっていることが特徴です。川底に大きな石が多い宮川は鮎の餌となる苔がよく育つ環境となっており、特に7月以降は鮎1尾のサイズが80g ~120gと非常に大きくなります。年間を通じて寒暖差が20度以上もある飛騨地域の気候が、鮎を強く育て、引きの強い「あばれ鮎」へと成長させます。この天然鮎を鮎釣り名人である室田正氏の監修のもと、締め方・保存方法・発送方法等を徹底管理したものです。

5.貨客混載概要(輸送行程)

※株式会社ヒダカラ(本社:岐阜県飛騨市、代表取締役:舩坂康祐)は、飛騨の魅力を発掘し輝かせることをミッションとしている会社です。飛騨の豊かな自然や食、イキイキと暮らす人の魅力を発掘し輝かせるべく、ネット通販、販売支援、商品プロデュース、自治体支援などの事業を展開しています。「飛騨のあばれ鮎」は、株式会社ヒダカラがブランディングし販売している商品のひとつです。

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