【卓球】佳純ベーシックの性能を徹底レビュー ニッタクと石川佳純が共同開発したオリジナルラケット

日本代表として五輪や世界選手権など数多くの国際大会で活躍している石川佳純選手。ロンドン、リオ、東京の3大会連続でメダルを獲得した、日本女子卓球界の歴史に名前を刻む実力者です。

そんな石川佳純選手をモデルにニッタクが開発したラケットが『佳純ベーシック』です。今回は、そんな『佳純ベーシック』の性能や特徴を徹底レビューし、どのような選手に適しているのかを見ていきます。

『佳純ベーシック』とは?

『佳純ベーシック』は2008年にニッタクから発売されたラケットで、2009年世界選手権女子シングルスベスト8入賞時の石川選手が使用していたことでも知られています。木材5枚合板の攻撃用シェークラケットとして、初中級者に愛用されています。

『佳純ベーシック』の特徴

では続いて『佳純ベーシック』の特徴を見ていきましょう。

特徴①:抜群のコントロール性能

『佳純ベーシック』の特徴1つ目は、抜群のコントロール性能です。

『佳純ベーシック』は適度な弾みとコントロール性能を兼ね備えているため、ツッツキやスマッシュ、ブロックなど、あらゆる技術においてミスを減らします。

特徴②:心地よい打球感

『佳純ベーシック』の特徴2つ目は、心地よい打球感です。

『佳純ベーシック』を使えば、木材ならではの心地よい打球感を味わうことができます。打球感がボールに直接影響することはありませんが、打球感に違和感があると思い切ってラケットをふれなくなることもあります。しかし、『佳純ベーシック』においてはその心配は無用です。

特徴③:ドライブの打ちやすさ

『佳純ベーシック』の特徴3つ目は、ドライブの打ちやすさです。

ドライブの習得は、コントロールや打ち方の難しさから、初心者にとって一つの大きなハードルとなっていますが、コントロール性能の高い『佳純ベーシック』を使えば、ボールがしっかりと台に収まってくれるので、初心者がドライブを習得する練習にピッタリです。

『佳純ベーシック』の重量/ブレード/グリップ

『佳純ベーシック』の平均重量は87gとなっており、ラケットの中では平均的な部類と言えます。

ブレード種類はシェークのみで、グリップは「FL(フレア)」「ST(ストレート)」の2種類となっています。

『佳純ベーシック』に向いているプレーヤー

ではどのような選手に『佳純ベーシック』が適しているのかを見ていきましょう。

プレイヤー①:これらから卓球を始める初心者

『佳純ベーシック』が向いているプレーヤー1人目は、これらから卓球を始める初心者です。

扱いやすい『佳純ベーシック』は、自分でボールのコントロールがしにくい初心者にピッタリなラケットです。

プレイヤー②:異質ラバーを使う選手

『佳純ベーシック』が向いているプレーヤー2人目は、異質ラバーを使う選手です。

『佳純ベーシック』は特殊素材がない木材合板ラケットのため、特殊素材入りのラケットと比較すると弾みは少なくなりますが、「なるべく弾みを少なくしたい」表ソフトや粒高ラバーなどの異質ラバーを使う選手には、逆に大きなメリットになります。

プレイヤー③:攻守のバランスを重視したい選手

『佳純ベーシック』が向いているプレーヤー3人目は、攻守のバランスを重視したい選手です。

攻撃にフォーカスしたラケットが流行りの今の卓球業界で、攻守に優れたラケットはそう多くはありません。「攻撃もしたいけどブロックやツッツキも安定させたい」という、バランス志向の選手には『佳純ベーシック』はぜひおすすめしたい一本です。

まとめ:『佳純ベーシック』で勝てる卓球を実現しよう

今回は『佳純ベーシック』を徹底レビューしてみました。石川佳純選手も使用していたラケットを、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?

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