仰天の新サービス! クレーンゲームでつかめ 福を呼ぶおせち

12月に入り、これからクリスマス・大掃除・お正月と、いろいろ準備を進める時期になってきました。

お正月というと、「おせち料理」。みなさんは、どうされる予定ですか?

まだ決めていないというあなた、こんな形で「おせち料理」を手に入れるのは、いかがでしょうか?

きょうのテーマは、『仰天の新サービス クレーンゲームでつかめ! 福を呼ぶおせち』

クレーンゲームといえば、ゲームセンターにあるのがふつうですよね。ところが、いまや、スマホを使ってクレーンゲームができる時代になっていまして、おせちまで獲得できるようになっています。

こちらは、埼玉県にある倉庫。扉を開けると、ずらりと並んだクレーンゲームが…。UFOキャッチャーのようなゲーム機が所せましと設置されています。

その数、およそ500台。これらのゲーム機、ゲームセンターへの出荷を待っているわけではありません。IT企業「DMM」の関連会社が、オンラインクレーンゲームで実際に使っている機械なのです。

DMMオンクレ 若林壇COO
「オンラインクレーンゲームはコロナ禍で注目を浴びていて、市場としては年々、拡大している状況です」

オンラインクレーンゲームとは、文字通りオンラインで離れたところにあるクレーンゲームを操作し、商品を獲得するゲームです。

並んでいるゲーム機をよく見てみると、機械の前には小さなカメラが…。スマホを操作すると、このカメラを通して機械の動きが確認でき、まるで目の前でゲームをしているような感覚を楽しめます。

操作は簡単です。まず、専用のアプリ「DMMオンクレ」をダウンロードします。

そして、ほしい商品を選びます。

商品は、ゲームセンターでおなじみのキャラクターグッズだけではありません。

DMMオンクレ 若林壇COO
「もちろん、フィギュアやキャラクターグッズも相変わらずの人気なのですが、最近では、主婦の方も多くプレイされていまして、食品や日用品などスーパーで買い物する感覚でプレイされている方も多いのです」

なんと、お菓子や食料品、日用品も商品として扱われているのです。

そして、ついに、おせちも仲間入り…。

おせちは、大阪市に本店を置く年商40億円のおせち料理専門店「板前魂」の冷凍おせち3種類です。

▽和風タイプは、おせちの定番15品の詰め合わせ。▽若者が好む洋風は、ミートローフやカレー風味のチーズチキンなど14品。▽中華風は、海老のチリソースなど13品。いずれもミニおせちの一段重です。

このおせちを狙って、どのようにゲームをするのか、見てみましょう。

挑戦するのは、たこ焼き器をイメージしたクレーンゲーム。まずは、アプリ内の専用コインを購入します。1回あたり260円ぐらいでゲームに参加できます。

ゲームが始まりました。スマホの操作にしたがってアームが動いていきます。

横に動かし…、そして、縦に動かし…、ここでストップ。紅白の玉をアームですくい取り、「たこ焼き器」のくぼんだ穴に球を落とします。

赤い輪の中に球が入れば、おせちをゲットです。クレーンが動いて、つかんだ玉を落とします。ああ、残念。簡単にはいきませんねえ。

めでたく、おせちを獲得できた場合は、冷凍のまま、今月24日から27日ころに送られるということです。

いやはや、おせちまでリモートで獲得できる時代…。オンラインのゲームは、どこまで広がっていくのでしょうか。ちなみにこのゲーム、挑戦できるのは、今月4日の日曜日までだということです。

― 今回は、特別に中根さんの手元のスマホにつないでいます。

ルール
(1)玉をアームですくう
(2)赤色の穴にボールを入れる

― 狙うのは、このおせち「板前魂の福つかみ」です。当たった気分になっていただこうと用意しました。

― オンラインクレーンゲームは、コロナ禍で注目を浴び、年々、増加中です。

― 利用者は幅広い年代層となっていて、主婦が2割を占めているということです。

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