書道教室生徒の作品など一堂に 墨友会

 上越市の書道教室、墨友会(源の会、山田壽雲主宰)は12月末まで、第四北越銀行直江津支店(同市春日新田2)で作品展を行っている。時間は午前9時から午後3時まで。

 同教室で書を学ぶ小学生から大人までの生徒や、山田さんによる半切以下の小作品を展示。半紙に漢字一文字を書いた小学生の書をはじめ、漢詩、大伴家持の短歌(万葉集)などが並ぶ。

 山田さんは「スマホやパソコンなどを使うデジタル時代でも、実用的な文字を書く機会は多いが、正しい筆や鉛筆の持ち方、書き方がおろそかになっている。書道を通して文字の美しさ、日本人が古来、大切にしてきた文化を伝えたい」と話している。

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