W杯フランス代表にまた内紛?「反パヴァール派」が発生か

FIFAワールドカップ・カタール2022のグループステージ第3節で、チュニジアを相手に敗れてしまったフランス代表。

ラウンド16への進出はすでに決めていたものの、この試合ではなかなかうまくいかず、メディアやファンからも批判が寄せられている。

そして『L'Equipe』によれば、フランス代表のメンバー内で派閥ができてしまっている状況があるとか。

その中心となっているのがバイエルン・ミュンヘンのバンジャマン・パヴァール。

彼はグループステージ第1節のオーストラリア代表戦で先発出場したものの、ミスなどが目立つパフォーマンスだった。

そのためデンマーク戦はジュール・クンデが右サイドバックで起用され、チュニジア戦ではアクセル・ディザシが使われていた。

記事によれば、オーストラリア代表戦の終了後にディディエ・デシャン監督がかなり激しくバンジャマン・パヴァールを叱責していたという。

その理由はパフォーマンスだけではなく、不満げな態度やディディエ・デシャン監督の指示に従わなかったことが原因であったのことだ。

それを受けて、チーム内ではウスマヌ・デンベレら数名がバンジャマン・パヴァールに反発するグループになっているとのこと。

ただその一方、ウーゴ・ロリスやオリヴィエ・ジルーらは穏健路線でバンジャマン・パヴァールを擁護しており、チーム内で派閥ができてしまっているそうだ。

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ラウンド16への進出は決めたものの、まだ調子が完全に上がってはいないフランス代表。優勝を狙う上ではチームでの内紛は避けたいところだが…。

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