白良浜に「光の公園」 1日からイルミネーション点灯

海で泳ぐイルカのイルミネーション(1日、和歌山県白浜町で)

 和歌山県白浜町の白良浜で1日、イルミネーションの点灯が始まった。カラフルな「光の公園」が観光客らを迎えている。点灯時間は午後5時~10時。来年1月31日まで。

 冬場の観光客誘致などを目的に、町商工会青年部が南紀白浜観光協会などと連携して開催しているイベント「シーサイドイルミネーション」。今年で5回目。

 白良浜の護岸上(全長約75メートル)にイルミネーションで飾った公園を造っている。ツリー(高さ約4メートル、幅約8メートル)やアーチ(高さ約2メートル、幅約2メートル)のほか、12星座、海で泳ぐイルカなどの電飾がある。松林内もライトアップ。全体で約3万球の発光ダイオード(LED)電球を使っている。

 青年部長の坂上力さん(41)は「新型コロナがまだ収まらない中、地域の皆さんや観光客の皆さんが少しでも元気になるきっかけになればと思いやっている。冬の夜の白良浜にぜひ足を運んで楽しんでいただきたい」と話した。

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