糸満で39キロ、ロウニンアジ

 11月23日、小学5年生の伊敷琉愛さんと2歳年下の弟の海依斗さんは、糸満市の南浜漁港で父親の所有する漁船の横で冷凍ムロアジを餌に大物を狙っていた。30キロのロウニンアジやエイを釣った経験があり、この日も竿(さお)に大型のリールを付けて仕掛けを投げ込んでいると、午後5時に大物がヒット。糸を手繰り寄せてはリールに糸を巻いた。5分ほどで足元まで寄せることに成功。駆け付けた父親が引き上げたのは39キロの大物ロウニンアジだった。

 北中城中2年生の島袋琉由さんは、小学3年生からフカセ釣りを中心に釣行を重ねる。19日も釣友と2人で那覇一文字に渡った。5号竿に8000番のリール、ハリス12号のタックルでガチュンを餌に仕掛けを入れると、午前8時半に大物がヒット。10メートルほど走られたがハンドドラグで魚の走りを止めた。その後も2回ほど大きな抵抗を見せたが、5分ほどで浮かすことに成功。島袋さんにとって初のロウニンアジだった。

 20日、平安座漁港を会場にGFGファミリー釣り大会が開催された。ファミリーで釣り上げた魚の総重量で競った。主な結果は次の通り。

 ▽1位=赤嶺ファミリー(1.82キロ)

 ▽2位=比嘉ファミリー(0.94キロ)

 ▽3位=上門ファミリー(0.49キロ)

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)
 
 

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