広島県 現在は「レベル2」と判断 オミクロン株対応 新たな分類

新型コロナの新規感染者数の増加が続く中、広島県は、オミクロン株に対応した新たな感染レベルの分類に基き、現在は感染拡大初期の「レベル2」と判断したと発表しました。

これは、湯崎知事が、2日の記者会見で述べたものです。「レベル2」の対策としては、保健医療体制の拡充やワクチン接種のさらなる促進、基本的感染対策の徹底を呼びかけると話しました。

また、今後、感染が拡大して保健医療体制の負荷が大きくなれば、医療負荷増大期の「レベル3」に移行し、「医療ひっ迫防止対策強化宣言」を出すことになると説明しました。

一方、この冬は新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行で1日最大2万人を超える発熱患者などの発生が想定されると指摘しました。

広島県 湯崎英彦 知事
「今から保健医療体制を拡充することで、新型コロナと季節性インフルエンザが同時流行した場合であっても、リスクの高い方に必要な医療を提供できる体制を整備していく」

そして、年末年始に向けてワクチン接種の検討や検査キット・解熱剤の常備、換気などの感染対策を呼びかけました。

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