村上、バット改良へ着手 ミズノ職人と打ち合わせ

バット職人と来季使用するモデルについて意見交換するヤクルト・村上=2日、大阪市のミズノ

 ヤクルトの村上宗隆内野手が2日、大阪市内でブランドアンバサダーを務めるミズノの会議に参加し、来季使用するバットの改良に着手した。他選手のものを次々と手に取りながら、職人と意見交換を重ね「形状は変えずに重さ、バランスだったり。ちょっとしたところを、こうしてほしいと(伝えた)」と話した。

 今季は途中でグリップや先端部分の形状を変えて成績が上向き、日本選手のシーズン最多を更新する56本塁打を放っての三冠王の快挙につなげた。そのモデルをベースとしつつ、より打撃の感覚に合うものを求め、今後も対話を重ねて具現化していくという。

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