
北海道森町で9月、ゴーカートが観客に突っ込み2歳の男児が死亡した事故を受け、消費者庁とこども家庭庁設立準備室は2日、子供が乗り物を運転して遊ぶ際の注意点を説明した。モータースポーツを管轄する日本自動車連盟(JAF)が同日公表した安全対策を踏まえ、「安全講習の有無や観覧エリアの場所も確認してほしい」と呼びかけた。
消費者庁と準備室は11月、スポーツ庁を通じてJAFに対し体験イベントなどでの安全対策徹底や、ガイドラインの作成を要請していた。
JAFの安全対策は、乗り物が制御不能になった場合に備え、観覧者への接触を防ぎ衝撃を吸収する防護体を設置することを推奨。