飲食店のトイレに盗撮目的でカメラを設置したとして、神奈川県警は2日、建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反(卑わい行為の禁止)の疑いで、川崎署生活安全第一課の男性巡査部長(40)を書類送検し、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。同日付で依願退職した。
県警によると、巡査部長は9月6日午後5時45分~同9時半ごろまで、川崎市川崎区の飲食店の男女兼用トイレに侵入して盗撮用カメラを設置し約6分間、複数人の女性らを盗撮した、としている。
同日は女性を含めた同僚警察官ら4人で仕事帰りに同店を訪れ、飲酒を伴った会食をしていた。