伊東純也選手応援のスカジャン 横須賀美術館にお目見え

名前の「ITO」と背番号「14」が刺繍された伊東選手の応援スカジャン=横須賀美術館

 サッカー・ワールドカップ(W杯)スペイン戦で日本の攻撃陣の要として活躍した伊東純也選手(29)を応援しようと2日、出身地・神奈川県横須賀市の横須賀美術館(同市鴨居)にオリジナルスカジャンがお目見えした。

 同館では、終戦直後から1960年代までに製造されたビンテージ品約160点を集めた企画展「PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展」を25日まで開催している。

 11月27日のコスタリカ戦敗北を受け、伊東選手を応援しようと急きょ、スカジャンの聖地「どぶ板通り」(同市)の熟練職人に製作を依頼した。チームカラーのサムライブルーに名前の「ITO」と背番号「14」が刺しゅうしたスカジャンは、企画展の展示品として紹介している。

 伊東選手は小学生時代に少年サッカーチーム「鴨居SC」に所属し、市立鴨居中学校を卒業した。同館は「決勝トーナメントでも勝ち進んでほしい。大会終了後に伊東選手にスカジャンをプレゼントしたい」と話している。

 企画展は一般1300円ほか。5日休館。問い合わせは同館電話046(845)1211。

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