県議選 長崎市区 白川氏が立候補へ 立民県連

 立憲民主党長崎県連は2日、オンラインで常任幹事会を開き、来春の統一地方選の県議選長崎市区(定数14)に、今年7月の参院選長崎選挙区に出馬した県連幹事の白川鮎美氏(42)を擁立すると決めた。今後、党本部に公認申請し、連合長崎などに推薦願いを出す。
 白川氏は佐世保市出身、佐世保高専卒。2019年の参院選長崎選挙区で惜敗し、今年の再挑戦も実らなかった。その後、山田勝彦衆院議員(比例九州)の秘書として活動していた。
 同党から長崎市区に立候補予定だった赤木幸仁県議(37)が10月末に離党届を提出。県連は受理せずに除籍処分とし、同区での候補擁立を模索していた。山田朋子県連代表は「現有議席を死守したい」と話した。
 同区はほかに、赤木氏ら現職14人、元職1人、新人5人が出馬の意向を明らかにしている。


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