4日(日)は北日本日本海側で雪が降り、平野部でも雪が積もって大雪となるおそれがある。北海道では猛ふぶきになるおそれもあるため、交通障害に警戒が必要。
　西日本や東日本は日本海側を中心にくもりや雨の所が多く、昼間も空気は冷たく感じられそう。東海や関東ではおおむね晴れ、関東の最高気温は前日より大幅に高くなる見込みだ。

強い寒気が南下　降雪強まる

　4日(日)は強い寒気が南下してくるため、北日本は日本海側を中心に雪が降る見通し。特に東北北部や北海道では平野部でも雪が積もり、大雪となるおそれがある。風や降雪が強まり、北海道を中心に昼前から夜にかけて猛ふぶきとなるおそれもあるため、交通障害に警戒が必要だ。

　西日本から東日本の日本海側はくもりや雨の所が多く、西日本は太平洋側でも朝は雨が降る見通し。関東や東海はだいたい晴れて、洗濯物の外干しはできそうだ。

関東　最高気温は前日より大幅上昇

　4日(日)は日本海側を中心に冷たい雪や雨のため、1日の気温変化は小さい見込み。昼間も空気は冷たく感じる所が多くなりそう。特に大雪となるおそれがある北日本では前日より気温は低く、札幌の最高気温は0℃の予想。
　晴れる関東や東海では朝は冷え込みが強まり、平野部でも霜が降りるような寒さとなりそう。一方、昼間は日ざしの影響で気温が上がり、群馬県・前橋は前日より約5℃高い18℃の予想。東京は16℃など日ざしは暖かく、日中はコートがなくても過ごせそう。

5日(月)以降も北日本は大雪続くおそれ

　5日(月)以降も北日本日本海側や北陸では雪や雨が続く見通し。北日本ではさらに積雪が増えて大雪が続くおそれがある。しばらくは交通障害、路面凍結やなだれなどにも注意したい。

　太平洋側は、5日(月)は曇って昼間も冬らしい寒さになる所が多くなりそう。6日(火)以降は晴れる所が多く、朝晩は冷え込みが強まるものの、昼間の気温は平年並みかやや高くなる日が多い見込み。日ざしは暖かく感じられそうだ。
　ただ、この時季晴れる日が続くと空気は乾燥しやすくなるため、火の取り扱い、手肌や喉もとのケアにはより一層気をつけた方がいいだろう。

（気象予報士・鈴木悠）