「車の購入」にかかる諸費用は節約できる? お得に車を購入しよう!

車購入に必要な諸費用は2種類

冒頭で述べた通り、車の購入には法定費用と法定外費用という2種類の諸費用がかかります。ここでは、各諸費用の概要と、それぞれ何が含まれているかについて解説します。

法定費用とは

車を購入する時にかかる法定費用とは、簡単にいうと「税金関係」の支払いのことです。

具体的には以下のようなものが含まれます。

__●環境性能割(旧 自動車取得税):車の環境性能(燃費性能)に応じて課税される
●自動車重量税:車の重量に応じて課税される
●自動車税:車の排気量に応じて課税される
●自賠責保険料:車を公道で走らせるために保険への加入が必要となる
●リサイクル料金:車を将来的に廃車にする際にかかる費用を前もって預託する__

この他にも、購入する物品に関して課税される「消費税」などが挙げられます。

法定外費用とは

法定外費用とはその名の通り、法律で定められていないものの、支払うことになっている諸費用を意味します。基本的には、車を購入する販売店に支払う手数料が法定外費用にあたります。具体的には次のような費用が含まれます。

__●登録(検査)代行手数料:車の登録や名義変更を行ってもらう際に支払う費用
●車庫証明申請代行手数料:車庫証明の申請を代理してもらうために支払う費用
●希望ナンバー申請代行手数料:希望ナンバーを申請する際に代行してもらう時に支払う費用
●納車費用:車の納車を指定の場所に届けてもらう時の費用
●下取代行手数料、査定料:下取車の名義変更手続きや中古車査定をしてもらう際にかかる費用__

節約できる諸費用とは

ここまで紹介した両諸費用のうち、税金や保険といった法定費用は値引きができない一方、法定外諸費用については工夫次第で節約することが可能です。

登録(検査)代行手数料

登録代行手数料については、車の登録や名義変更手続きを自分で行うことによって、余計な費用をカットできます。

新車の場合、自分で登録することは車の運搬等の関係上、現実的には難しいですが、中古車の場合は必要書類を販売店にそろえてもらうことで購入者自ら手続きすることが可能です(ただし、平日しか申請手続きできない点に注意しましょう)。

車庫証明申請代行手数料

車庫証明の申請も、実は自分で行うことで代行手数料分の費用を浮かすことができます。ただし車庫証明は先ほど紹介した登録の手続きと同様、平日にしかできません。

また、申請から数日後(管轄する警察によって異なるものの、おおむね申請から2~4営業日後)に再度、警察署で手続きをする必要がある点にも注意が必要です。

納車費用

納車費用についても、「店頭納車」を選択することで基本的にはカット可能です(一部販売店では、店頭納車であっても「納車前の洗車などの準備にかかる費用」としてカットを拒否するケースもあります)。

下取代行手数料

下取車は資格保有者しか査定できないので、その分を手数料として計上されるケースがあります。また、名義変更にかかる手間を手数料として計上している販売店もあります。販売店によって取り扱いにバラつきがあるため、もし、こうした費用が計上されている場合には交渉の余地があるといえるでしょう。

希望ナンバー申請代行手数料

希望ナンバーを選択しないのであれば、さらに費用をカットすることができます。

車購入の諸費用はカットできる! お得に車を買おう!

車の見積もりを受け取った時、「本体の費用以外にこんなにかかるの?」と驚かれるかもしれませんが、工夫次第ではお得に車を手に入れることができるかもしれません。本記事で紹介したポイントを踏まえて見積書の内容をよく確認し、節約できるところは節約して上手に車を買うよう心がけましょう。

執筆者:宇野源一
AFP

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