【ベストアーティスト2022】緑黄色社会が「ファーストペンギン!」の主題歌「ミチヲユケ」を披露

日本テレビ系では、櫻井翔が総合司会を務める音楽の祭典「ベストアーティスト2022」(午後7:00)を放送中。SNSで話題のKing & Princeの「ichiban」を含むダンスメドレーで幕開けした今回は、Ado、BE:FIRST、LE SSERAFIMら今年の音楽シーンを彩ったアーティスト38組が集結。一世を風靡(ふうび)したブラックビスケッツが20年ぶりに復活を果たすほか、今年25周年を迎えたKinKi Kidsや、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMPらも、4時間にわたる生放送を盛り上げている。

緑黄色社会は、12月7日に最終回を迎える日本テレビ系連続ドラマ「ファーストペンギン!」(水曜午後10:00)の主題歌「ミチヲユケ」を披露した。

事前には、今日のパフォーマンスについて、ギター&ボーカル・長屋晴子は「今まで私たちのことを知っていただいていた方はびっくりするような新しい緑黄色社会を感じてもらえるのでは。まず見た目もそうですし、クールでキメどころもすごく多かったり、短い尺の中でも曲のジャンル感も変わっていくので、楽しんでもらえるのではないかと思ってます」とアピールしていた。

この1年を振り返って、印象的だった出来事を問われたギター&コーラス・小林壱誓は「今年は結成10周年。(日本)武道館にも初めて立たせていただいたり、メモリアルな出来事がたくさんあって、年末に向けてもいろいろライブがあったりとか、10年間聴いてくれるお客さんが絶えずいてくれたこととか、感謝を伝える年だったなと思います」としみじみ。長屋も「10周年で日本武道館に立てたので、2022年は色濃く焼きついてる。今後、年を重ねても2022年というのは印象深い。このメンバーでやってきてよかったな。10周年とか武道館公演を一緒に喜んでくれる人が増えたので、規模が大きくなっていることすごく感じられる1年だった」と語った。

ベース&コーラス・穴見真吾は「ライブとかフェスとかが徐々に復活して、そういった活動がコロナ禍以降しっかりできてきて、充実した1年だった」と明かし、キーボード&コーラス・peppeは「アルバムだったり武道館だったり、今までやってきたことの積み重ねが、目に見えて形に残る年だった。それがたまたま10周年と重なってスペシャルな1年になったと思います」と目を輝かせた。

「ミチヲユケ」に込められた思いに関して、長屋は「未知の道を行けというテーマで自分的には書いたんです。大人になるにつれて挑戦することが怖くなってしまうんですが、挑戦できることって喜ばしいのでもったないなって感じていて、挑戦することを恐れずに、道を切り開いていってほしいと、背中を押せる曲になったらと思っています」と力を込めた。穴見は「未知を行くということで、バンドのアレンジだったり演奏面でも難しい。すごく挑戦した曲なので、注目してほしいです」と語った。

「ファーストペンギン!」の主題歌になったことに、長屋は「自信を持って曲を出すんですが、いざ1話のエンディングで流れるまで、私たちにも分からない。本当にハマったのか不安な気持ちでいたのです。でも、1話を見たら自分たちがやってるって忘れるくらいドラマにのめり込みましたし、自分の声だって忘れるくらいドラマにマッチしていたので、あらためてこのドラマに参加できて光栄だなって思いました」と喜んでいた。

© 株式会社東京ニュース通信社