シーガルズ 4戦ぶり白星 日立に3―0、9位浮上

強打を放つ岡山シーガルズの遠藤彩萌(左から2人目)=日立市池の川さくらアリーナ

 バレーボールのV1は3日、茨城県日立市の池の川さくらアリーナなどで行われ、女子で10位の岡山シーガルズは8位日立に3―0で勝利し、4戦ぶりの白星を挙げた。通算3勝6敗(勝ち点11)で順位を9位に上げた。

 シーガルズはレフト金田、ライト遠藤らのアタックでリズムに乗り、第1、第2セットをともに25―17で連取。リードを許した第3セットも中盤に逆転し、25―20で押し切った。

 首位JTは姫路に3―0で快勝した。2位東レは4位埼玉上尾にフルセット負けし、4位に後退。JTに並ぶ9勝目を挙げた久光が2位、埼玉上尾は3位。

シーガルズ3―0日立

25―17

25―17

25―20

 【評】岡山シーガルズはストレート勝ちで連敗を3で止めた。サーブレシーブ成功率が今季2番目に高い62.8%と安定し、両サイドを中心に多彩な攻撃が機能した。第1、第2セットは金田、高柳、遠藤のサイド陣にボールを集め、ともに25―17。第3セットは付欣田らのアタックでも加点し、25―20で奪った。

 日立はミスによる失点がシーガルズの3倍以上となる24とプレーの精度を欠いた。

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