【ベストアーティスト2022】ブラックビスケッツ、20年ぶりに3人が集結。ハプニングもあり「もう一度復活させてください」

日本テレビ系では、櫻井翔が総合司会を務める音楽の祭典「ベストアーティスト2022」(午後7:00)を放送中。SNSで話題のKing & Princeの「ichiban」を含むダンスメドレーで幕開けした今回は、Ado、BE:FIRST、LE SSERAFIMら今年の音楽シーンを彩ったアーティスト38組が集結。一世を風靡(ふうび)したブラックビスケッツが20年ぶりに復活を果たすほか、今年25周年を迎えたKinKi Kidsや、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMPらも、4時間にわたる生放送を盛り上げている。

ブラックビスケッツは、日本テレビ系のバラエティー番「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」で誕生した伝説のユニットだ。メンバーは、南々見狂也(南原清隆)、天山ひろゆき(天野ひろゆき)、ビビアン(ビビアン・スー)の3人。本番に合わせて、普段は海外で活動しているビビアンも緊急来日した。3人は当時140万枚を超えるセールスを記録し、今SNS上で再び大ヒット中の「Timing」とデビュー曲の「STAMINA」を披露した。

20年ぶりのパフォーマンス後、感想を聞かれたビビアンは、開口一番「悔しい」と苦笑い。「イヤモニ(イヤーモニター)をつけるの忘れた!」と明かし、音が聴こえない中で歌唱したことを告白。そして、「もっと上手に歌えます」とアピールし、「もう一度復活させてください」と訴えた。

一方、天野は「久々に手が冷たくなるくらい緊張しました。キャイ~ンの漫才っていかに楽かと思った(笑)。でも、みんなで練習して本番に臨むっていう、いい緊張感」と語った。南原も「今年いろいろ挑戦させてもらって、生放送もやって慣れてると思ってたけど、『おえ~』って(笑)」と本番前に相当な緊張感に襲われたことを吐露。「でもステージに立ったらすごく楽しかったです」と振り返った。

ビビアンは、さらにステージに行く前に「歌詞忘れた」と大慌てだったことを告白し、3人ともバタバタだった様子。しかし、実は「今日はデビューの日」だったと明かし、「12月3日はブラビの日とさせていただきます。浸透しなくてもやり続ける!」と意気込んだ。

20年ぶりの再結成に向けて、最初3人はバラバラに練習していたそうで、ビビアンは「台湾で練習してたけど、合流して一緒に練習した時、私のダンス(全部)反対だった…」と打ち明けた。天野は「それぐらいのハプニングなら、われわれ驚かない!」と笑い飛ばし、「ビビアンには20年ぶりに会ったけど、すぐに当時の瞬間に戻れた」と仲のよさをアピールした。

TikTokではやっていることについて、ビビアンは「インスタにみんなメッセージくれる」と喜び、南原は「台湾の人、(ブラビのことを)知ってるのかな?」とビビアンに聞くと、「みんな知ってる」と目を輝かせ、「(3人で)ツアーやりませんか?」と提案し、「やりましょう!」と約束し、また3人でパフォーマンスすることを誓っていた。

© 株式会社東京ニュース通信社