東京都心で初霜を観測 けさ最低気温4.9℃と今季これまでで1番の冷え込み

 気象庁はきょう4日(日)朝、東京都心で初霜を観測したと発表した。平年より19日早く、昨年より11日早い冬の便りとなった。

 けさの東京都心は最低気温4.9℃を観測し、今シーズンこれまでで1番の冷え込みとなった。また、けさの関東では埼玉県・熊谷でも初霜が観測されている。
 きょう4日(日)の関東は、夕方ごろにかけて晴れる所が多く、最高気温はきのうより高くなる所が多い見通し。東京都心は16℃まで上がり、群馬県・前橋では18℃予想と日ざしが暖かい見込みだ。

 ただ、あす5日(月)になると雲が広がり、冷たい雨が降る見通し。山沿いでは雪が降る可能性もある。
 東京都心の最高気温は9℃と昼間でも10℃に届かず、1月の最も寒い時季をも下回る厳しい寒さとなりそうだ。
 あす5日(月)は昼間でも厚手にコートにマフラーや手袋などの小物も活用し、暖かくして過ごした方がいいだろう。

(気象予報士・鈴木悠)

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