逗子市長選が告示 元職で元衆院議員の長島氏、現職の桐ケ谷氏が届け出

逗子市役所

 任期満了に伴う逗子市長選が4日、告示された。立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、元職で元衆院議員の長島一由氏(55)と、現職の桐ケ谷覚氏(73)=自民、立民、公明推薦=の2人。2期目を目指す桐ケ谷氏の市政運営に対する評価が主な争点となる。投票日は11日で、即日開票される。

 長島氏は「市政をガラス張りにして税金の無駄遣いを止める。異常な物価高の中で、公共料金を引き上げない。『自治体経営日本一のまち』を取り戻そう」と訴える。

 桐ケ谷氏は「1期目で財政再建の道筋をつけた。2期目は免許を返納した高齢者の生活の足確保や、子育て世代の移住促進へ空き家活用を行いたい」と呼びかける。

 出馬表明していた新人でNPO代表の寺田浩彦氏(60)は同日夕、同市役所内で「来春の知事選に出る」と述べ、同市長選への立候補を見送った。

 3日現在の有権者数は5万467人(男2万3399人、女2万7068人)。

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