日本海北部には冬の筋状の雲

北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となって寒気が南下しており、けさは東京都心で初霜を観測するなど、今季一番の冷え込みとなっています。日本海北部には、寒気の南下を示す筋状の雲が出ており、東日本日本海側~北日本は雪や雨となっていますが、この雪や雨は、あす5日以降も続く見通しですので、しばらくは交通障害、路面凍結やなだれなどにも注意が必要です。
一方、南西諸島から西日本の太平洋側では停滞前線の影響でくもりや雨となっており、概ね晴れている東日本太平洋側もあすは雲が多くなりそうです。朝晩の冷え込みは強いものの、晴れると気温は平年並みか平年より高くなる見込みです。

気象予報士・饒村 曜

画像について:4日午前6時の天気図と衛星画像。

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