全国高校ラグビー 長崎北陽台Bシードに選出 30日初戦へ

 第102回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月7日・大阪府東大阪市花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、3回戦までのカードが決定した。2大会連続でBシードに選出された長崎県代表の長崎北陽台は、30日の2回戦(10時45分・第2グラウンド)で北見北斗(北北海道)-日本航空石川の勝者と対戦する。

第102回全国高校ラグビー大会トーナメント表

 各都道府県代表の51校(北海道2、東京2、大阪3)が出場。昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、大会実行委員会が代理で抽選した。準々決勝、準決勝のカードはあらためて抽選する。
 長崎北陽台は5大会連続21度目の出場。昨冬は公立普通校で唯一8強入りした。今季も堅守速攻のスタイルは健在で、高校日本代表候補のロック白丸、フランカー亀井を軸にした平均体重約95キロの大型FWは接点で強さを発揮する。バックスも高校日本代表候補のFB亀川をはじめ、CTB中島、SO今崎、WTB馬場ら好選手が多く、チームとしてのテンポの速さは全国上位レベル。順当ならば、3回戦でBシードの常翔学園(大阪第1)との対戦が予想される。
 シード13校は2回戦からの登場。5大会ぶりの優勝を狙うAシードの東福岡は岡谷工(長野)-開志国際(新潟)の勝者、V2を狙うBシードの東海大大阪仰星(大阪第3)は高松北(香川)-大分東明の勝者と対戦する。今大会最多となる70度目出場の秋田工は松山聖陵(愛媛)との1回戦に臨む。
 3大会連続で開会式は中止。観客は1回戦から入場できる。


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