防災グッズを備えていない人は約4割! 絶対必要なものと費用相場は?

用意しておきたい防災グッズ

株式会社ヒューネルが2022年9月、10~60代までの男女500人を対象に「地震に関するアンケート調査」を実施したところ、6割以上の人が「大規模地震発生について不安を感じている」と回答しました。

続いて、防災グッズを備えているか聞いてみたところ、63%の人が防災グッズを備えていることが分かりました。

「防災グッズを備えている」と回答した63%である317人に「防災グッズで備えているもの」を聞くと、上位は「懐中電灯」「水」「非常食」で、続いて「電池」「マスク」「タオル」「軍手」「携帯ラジオ」「モバイルバッテリー」「救急箱」「現金」「衣類」「毛布」という回答になりました。

アンケート調査対象の約4割が防災グッズを用意しておらず、また、「防災グッズを備えている」と回答した6割の人も、防災用ヘルメットやレインウエアといった、国が推奨しているグッズを網羅できていないことが分かります。

何が必要かご存じない人もおられる可能性もあるため、次の項で災害時に必要な防災グッズについて解説します。

災害時に必要な防災グッズとは

政府「首相官邸ホームページ」の「災害の備えチェックリスト」で紹介されている防災グッズ(非常用持ち出し袋)で推奨されているものをご紹介します。

1.防災グッズ(非常用持ち出し袋)で備えるもの

__・水
・食品(ごはん、レトルト食品、ビスケット、チョコ、乾パンなど、最低3日分)
・防災用ヘルメット(防災ずきん)
・衣類・下着
・レインウエア
・ズック靴
・懐中電灯(手動充電式が便利)
・携帯ラジオ(手動充電式が便利)
・携帯充電器(予備の電池)
・ろうそく・マッチ
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
・使い捨てカイロ
・ブランケット
・軍手
・洗面用具
・歯ブラシ
・タオル
・ペン・ノート
・マスク
・手指消毒用アルコール
・せっけん・ハンドソープ
・ウェットティッシュ
・体温計
・貴重品(通帳、現金、パスポート、運転免許証などの本人確認書類、病院の診察券など)__

2.小さい子どもがいる家庭向け

小さいお子さんがいる世帯は、上記1に加えて以下のものが必要です。

__・ミルク(キューブタイプ)
・使い捨て哺乳瓶
・離乳食
・携帯カトラリー
・紙オムツ
・お尻ふき
・携帯用おしり洗浄機
・ネックライト
・抱っこひも
・子どもの靴__

3.女性の備え

女性は上記1に加えて、以下のものが必要です。

__・生理用品
・サニタリーショーツ
・おりものシート
・中身の見えないごみ袋
・防犯ブザー・ホイッスル__

4.高齢者がいる家庭向け

高齢者がいる世帯は上記1に加えて、以下のものが必要です。

__・大人用紙パンツ
・つえ
・介護食
・補聴器
・入れ歯・洗浄剤
・デリケートゾーンの洗浄剤
・吸水パッド
・持病の薬
・お薬手帳のコピー__

上記1〜4に加えて、目が悪い人はメガネやコンタクトレンズなども用意しておくとよいでしょう。適宜、自分に必要なものを日頃から把握して準備しておきましょう。

家に置きたい備蓄品

防災グッズだけではなく、最低3日〜1週間分の水と食料の備蓄も必要です。

また、ティッシュ、トイレットペーパー、ラップ、ゴミ袋、ポリタンク、携帯用トイレなどの生活用品も家の中に置いておくといいでしょう。

防災グッズにかかる費用

防災グッズは、自分でリュックサックなどに必要なものを入れて準備することができますが、市販の「非常持ち出し袋」として売られているものを購入することも可能です。価格は約6000〜1万5000円くらいが相場で、人によっては「高い」と思うような金額かもしれません。

防災グッズの重要性は感じていても、いつ起こるか分からない災害のためにお金をあまり使いたくない人もおられるのではないでしょうか。

決して高額な費用をかける必要はなく、あまりお金をかけたくないという人は100円ショップを利用するなど、安価でそろえられる防災グッズを準備しておくといいでしょう。

まとめ

災害時は、何が起きるか分かりません。避難所にすら入れない可能性もあります。

また、避難所に入れても劣悪な環境の可能性もあり、病気やけが、死亡などの高リスクにさらされます。何も起こらなければ使うことがないかもしれませんが、非常事態には命をつなぐ重要な役割を果たしてくれるのが防災グッズです。

自分と家族を守るために、少しくらいお金と手間をかけてでも、防災グッズを用意しておくことをおすすめします。

出典

首相官邸 災害の「備え」チェックリスト
政府広報オンライン 災害時に命を守る一人一人の防災対策
株式会社ヒューネル 地震に関するアンケート調査(PR TIMES)

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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