ウクライナ出身の女性が祖国の民族楽器を奏でながら歌うコンサートが広島市で開かれました。
民族楽器バンドゥーラを手に歌っているのは、ウクライナ人のカテリーナさんです。
カテリーナさんは生後30日の時に、1986年に起きたウクライナ北部のチョルノービリ原発事故で被災しました。
6歳のとき、被災した子どもたちの楽団に入り、19歳で拠点を東京に移しました。現在は数少ないバンドゥーラ奏者として活動しています。
カテリーナさん
「小さな子供たち、お年寄りの人たちが、何もしてないのに殺されてるだけ。その叫びを歌で音楽で伝えていきたいです」
集まった寄付金は、ロシアの侵攻によりウクライナから避難した子どもたちの支援にあてられるということです。