菅前首相「大事なのは少子高齢化対策」 道筋付けた不妊治療の保険適用に触れ JR逗子駅前で街頭演説

街頭演説をする菅義偉氏=JR逗子駅前

 菅義偉前首相(衆院神奈川2区)は4日、逗子市逗子のJR逗子駅前で街頭演説し、自身の政権で道筋を付けた不妊治療の保険適用に触れ、「国政で一番大事なのは少子高齢化対策」と述べた。

 自民党総裁選に出馬した際に、不妊治療への保険適用の実現を約束したことを紹介。「今は14人に1人が不妊治療などで授かっている。(不妊治療の保険適用は)少子化対策として、いの一番であることは当然のこと」と述べた。

 4月に保険適用されたことをツイッターに投稿したところ、「『いいね』が50万件ぐらい付き、驚いた。もっと早くやるべきだった。それが政治家としての思い」と述べた。

 菅氏は今月4日に告示された逗子市長選に出馬した現職候補応援のため、登壇した。

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